【大阪梅田】脱毛の種類・方法を知ろう(エステ・クリニック)

大阪梅田にゴリラクリニックが開院して、早半年が過ぎようとしています。東京都心や首都圏と比べ、男性向け美容施設が少ない印象だった大阪・関西にも、多くの男性向け美容が増えてきました。男性の美意識もだいぶ向上してきたように感じます。やはり、10代から20代の男性は「メンズ美容世代」とも言うべき、美意識の高い世代。お酒もタバコも控え、女性に負けず劣らずスキンケアや日焼けに気を使うのが特徴です。
男性の美容メニューでもっともメジャーなのは、間違いなく脱毛でしょう。脱毛の中でも毎日の処理が面倒な「ヒゲ」は、男性の中でも人気メニューです。これはゴリラクリニックの関東各院と大阪梅田と比較しても同じだと言えます。
メジャーになったメンズ脱毛。今一度脱毛方法や種類の違いを知って、最適な脱毛を選択しましょう。
エステ・クリニックの脱毛方法簡単比較
施設 | 種類 | 痛み(3段階) | 方法 | 価格 |
エステ | ワックス | 😥 😥 😥 | 硬くなるワックスを塗り、硬化したワックスごとムダ毛を剥がす。 | 8千円~1万円 |
エステ | ニードル | 😥 😥 😥 | 毛穴に脱毛専用の針(ニードル)を刺して電気を流して毛根を破壊する。 | 1時間あたり1~2万円 |
エステ | 光 | 😥 | 毛根を破壊できない出力のパルスライトを照射することで毛根にダメージを与える。 | 2~3万円 |
クリニック | レーザー | 😥 😥 (麻酔可) | 毛根を破壊できるレーザー光を照射することで毛根を確実に処理する。 | 5~10万円 |
エステで受けられる脱毛方法とクリニック(医療機関)の脱毛方法の簡単比較表です。脱毛方法については、エステサロンや美容クリニックによって呼称が異なり、たくさんの脱毛方法があるように錯覚しますが、脱毛原理としては上記4種類(家庭用脱毛機・家庭用除毛クリームなどを除く)のみです。
脱毛は痛みとの戦い
脱毛は「痛みとの戦い」と言っても過言ではありません。痛みと脱毛効果は比例します。しかし痛みの発生原理が異なることも理解しましょう。痛みの発生は下記の3つに分類されます。
毛を抜く痛み
毛を抜くことで発生する痛みは、エステのワックス脱毛です。原理はガムテープを張って一気に剥がすのと同じなので、想像しやすいのではないでしょうか。テープの代わりに脱毛ワックス(粘度の高い液状ジェルのようなもの)を塗り、ワックスがある程度硬化したところで、一気に剥がします。かなりチカラ技の脱毛方法なので、場所によっては内出血をすることもしばしば。ブラジリアンワックスとも言われ、海外でも古くからメジャーな脱毛方法ですが、生えている毛を引き抜くだけなので、またムダ毛は毛周期とともに再生します。
毛根にダメージを与える痛み
毛根にダメージを与える際に痛みを生じるのはエステの光脱毛とクリニックのレーザー脱毛です。黒い色に反応する光線を照射して毛根を破壊します。毛根にのみダメージを与えれば良いので、剃った状態で施術します。一般的には輪ゴムで弾かれるような痛みと言われます。エステで使われている光脱毛機は出力が弱く毛根を破壊できませんので、痛みは弱いです。クリニックで使われる医療レーザー脱毛機は、毛根を破壊できる出力のレーザー光を照射するため、痛みが強いです。しかしクリニックでレーザー脱毛する場合は、医療機関ならではの麻酔(笑気ガスや麻酔クリーム)を使うので、痛みに対しての配慮が行き届いています。
大手エステサロンでも採用しているニードル(電気針)脱毛も、毛根にダメージを与える考えとしては同じですが、少し毛を伸ばした状態で行います。毛穴に細い針を刺し、電流を流すことで毛根にダメージを与えます。毛穴一つ一つに電流を流す作業を行うため、痛みが最も強く感じます。また、エステは医療機関ではありませんので麻酔処置がありませんから、ひたすら痛みに耐える必要があります。
それぞれの脱毛効果とは
脱毛と言っても、脱毛理論が異なるので提供できる脱毛効果も異なります。自分に最適な脱毛効果を選ぶことで、「失敗した…」と後悔することを防ぐことが出来ます。
即効性のある脱毛方法
痛みに耐えることが出来るなら、チカラ技で毛を引き抜くワックス脱毛が即効性が高いと言えるでしょう。しかし毛根にダメージを与えているのではないので、毛周期に合わせてムダ毛が再生します。その都度痛みに耐えてワックス脱毛を行う必要があります。
ムダ毛の再生を抑制できる脱毛方法
その場しのぎのムダ毛処理ではなくて、今後ムダ毛を減らしたい方は毛根にダメージを与える光脱毛・ニードル脱毛・レーザー脱毛を選びましょう。毛根にダメージを与えるので、毛の再生を抑制できます。光脱毛・レーザー脱毛は、照射後1~2週間で死滅した毛根がポロポロ抜け落ちます。継続してムダ毛を処理することを考えた場合、最も有効です。
脱毛に関するトラブルを知ろう
脱毛はエステサロンやクリニックで受けることが出来る、最も身近な美容メニューです。しかしその手軽さやニーズの多さから、さまざまなトラブルが起きています。脱毛に関連するトラブルをしっかり理解した上で、脱毛を受診するようにしましょう。
アフターケアトラブル
脱毛はそれぞれ安全に配慮された方法ではあるものの、少なからず肌にダメージを与えるのも事実です。これはエステサロン・クリニックとも同じことです。エステで多く導入され始めた光脱毛機やクリニックで使用しているレーザー脱毛機は、強い光線を照射するために、日焼けに似た症状が起きる場合があります。エステサロンは医療機関ではないので、皮膚科や美容外科の医師は居ません。また、医薬品の処方ももちろんありません。このようなトラブルから脱毛プランの半分も消化できないうちに退会するケースも多いのです。
実は「危険」なエステ脱毛
全国展開の大手エステサロンでも利用されているニードル(電気針)脱毛は、針を刺して電気を流す行為にも関わらず、医療機関ではないエステサロンで導入されている脱毛方法です。かつては、脱毛ニードル(針)を交換していなかったり、脱毛品質もエステティシャンの技量によるので、内出血や火傷といった外傷トラブルも多く発生しています。光脱毛機での脱毛においても虚偽広告が蔓延しているのが実態です。医療用レーザーの出力には到底及ばない光脱毛機を「医師監修のもと独自開発した」と宣伝し、名称も「レーザー」と謳うなど無法地帯となっています。医療関係の資格を持たないスタッフに、安全の信憑性が低い機械で施術されるのはとても危険と言わざるを得ません。
倒産・返金保障トラブル
昨今の美容ニーズの高まりにより、とても早い展開速度で出展するエステサロン。今や電車内はエステサロンの広告で埋め尽くされ、テレビでもCMを見ない日は無いほどです。料金も「100円脱毛」などを謳い、積極的なプロモーションを行うなど脱毛エステの過激な競争は、ユーザーに対してのトラブルを引き起こしています。有名女性ハーフタレントをCM起用し、全国に展開していた大手エステサロン「ミュゼプラチナム」の経営破たんは記憶に新しいところです。この件では、多くの利用者が未返金となり、問題が沈静化するのはまだまだ先と言えそうです。これは、エステサロンの薄利多売なビジネスモデルによる強引な事業展開が原因の一つです。医師や看護師などの人材確保の必要も無く、まるでコンビニを出店するかのごとく展開した結果、利用者に対してとても大きな不利益をこうむる結果になったということです。
費用や手軽さだけで決めないでください
いかがでしたでしょうか。とても身近な「脱毛」も、広告やイメージに惑わされず、正しく選ばないと、とても大きな問題に発展する可能性があります。脱毛はカミソリなどによる剃毛と比べて、費用が高いものです。なるべく費用を抑えたいと思うのも当然ですし、なるべく通いやすい場所を選ぶのも大切です。しかし、「安かろう・悪かろう」という考えが通用するのも事実なのです。気になる場合はしっかりとカウンセリングで質問をし、納得できる施設を選びましょう。
HIGEハック編集部
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